昭和60年12月31日初版発行 昭和62年8月25日7版発行
朝日ソノラマ ¥1100
大島弓子さんの漫画
2冊目を手に取ってみました
前回読んだものと同じく、そこに広がるのは夢とうつつとのあわいで紡がれるような物語
ものすごく幸せだったりものすごく不幸だったりするわけではないけれど、心にじんとした余韻を残すような作品たち
なんだかピアノの小品集を聴いているような、繊細で美しい世界
自分の親ほどの年代の方が30年ちかく前に描いたものとは思えないほどにひきこまれてしまいます
先日、大島弓子さんの世界観を愛してやまない女子大生と出会う機会がありました
彼女自身も大島さんの作品の登場人物のような雰囲気を纏っている女の子で、何だか嬉しくなってしまった
これからもちょこちょこと、この世界に浸ってゆきたいな
幸せな時間でした
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